法人概要

理事長挨拶

二度とない人生。
  
「生まれてよかった」「生きていてよかった」と思える人生であるように

社会福祉法人夢みの里 理事長 菅原桂子 法人ウェブサイト作成にあたり、私自身これまでのことを振り返る機会がとても多くなりました。今から15年前、障がい者支援という未知の世界に飛び込んですぐに、浅野前宮城県知事が発令した「船形コロニー解体宣言」により、石巻市和渕(旧河南町)に開所した「グループホームこもれび」への移譲を受けました。外国人講師による幼児、児童への英語教育の普及・啓蒙活動をしていた私が、畑違いの障がい者グループホームの運営を委ねられることになるとは思ってもおらず、とても驚き嬉しかったのを昨日のことのように覚えております。これが夢みの里の第一歩となりました。

 その後、つながりの輪が広がるにつれて、障がい児・者支援のための放課後児童デイ、生活介護や就労支援施設、働く親と子どもの子育て支援のための保育園、元気な高齢者の生きがいにと「粋いきミニデイ」等を運営。そして2020年に、介護を要する方々のためのとても小さな特別養護老人ホーム ラ・ヴィアンロゼ桜の園を設立し、NPO法人と社会福祉法人を通して「0歳から100歳まで障がいがあってもなくとも支援する事業」を手掛けております。

 今後も『ゆりかごから墓場まで』誰もが望むように慣れ親しんだ地域で、ご自宅あるいは施設を利用して暮らすお手伝いをしていきたいと考えております。どなたにとってもこの現世に生きるは「二度とない人生」となります。「生まれてよかった」「生きていてよかった」と思える人生であるように、当事者ご自身やご家族の想いに応え支援していきたいと思っております。これからも「夢みの里は小さい『手』ですが、皆様のお役に立てる私たちでありたい」と職員一同が心から願い、活動していきます。

 社会福祉法人として10年、前身であるNPO法人を含めますと15年。常に全力で走り続けてこられたのは、多くの皆様のご支援とご協力のおかげです。これからはそのご恩をお返しするためにも、感謝を皆様にお伝えし、それぞれが夢を見、それぞれの花が咲かせられる笑顔あふれる事業運営に取り組んでまいります。

 今後とも、社会福祉法人夢みの里をどうぞよろしくお願いいたします。

2021年5月吉日

社会福祉法人夢みの里 理事長 菅原桂子

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